リウマチになってからライターになった私の話〜その1

机の上に置かれたノートパソコン、ノート、ペン、目覚まし時計、スマートフォンの画像。仕事や勉強の準備を示すシーン。

こんにちは。さらなです。私は現在、WEBライターとしてお仕事をしています。とはいっても、もともとWEBライターの仕事をしていたわけではなく、リウマチを患ってから始めたお仕事です。

私と同じようにリウマチを患っている方のなかには、できるお仕事がなくて悩んでいる方も多いのではないかと思います。今回は、私がリウマチを患ったあとにWEBライターになったことについて話したいと思います。

リウマチを患ったとわかったとき、私はパートで観光地のホテルのハウスキーピングをしていました。スピード勝負の忙しい仕事でしたが、仕事仲間たちと協力してチームワークでどんどん客室をきれいにしていました。

しかし、リウマチになってから、しゃがむことができなくなり、スピード感のある動きが難しくなり、そのうち歩くのも厳しくなったため理由を話し長期で休みをいただくことに。

その頃の私は日に日に身動きをとるのが辛くなり、寝ていても体が痛くてあまり休まらない日々でした。

WEBライターになったきっかけ

WEBライターになったのは、リウマチを患ってからしばらく経ってからのことです。

それまでは最低限の家事をすることだけで精一杯で、働く余裕はありませんでした。

そうはいっても、子どもたちもいるし、生活する資金は必要です。働きに出るのは難しいので、在宅でできる仕事はないかと探しはじめました。

そしてここで、私はかねてから関心のあった、「場所と時間を選ばない仕事」を始めてみようと思ったのです。

今の時代、ネットで検索すれば情報は入ります。「場所と時間を選ばない仕事」にはWEBライター以外にもプログラミングやデザイナー、動画編集、ブログ運営、せどりなどいろいろなものがありますが、すぐに始められそうなものとしてブログから始めてみることにしました。

コミュニティや塾などに入る資金はなかったので、ひとつだけ教材を購入し、あとは無料の情報を集めて手探りで開始しました。

とはいえ、収益化ができるようになったものの、その収入だけで生活するのはまだまだ全然無理な状態です。

ブログは上を見れば上限なく稼げますが、作業した分の報酬が確実に入るわけではありません。今はまず、生活のために作業の対価分の報酬をもらえる仕事をしようと思い、WEBライターに関心を持ちました。

WEBライターという仕事は、在宅ワークの情報を得ている時点で知ってはいましたが、自身のライティングスキルを考えると「自分にはできない」ものだと思っていました。

しかし、ブログをしばらくの間運営してみて、実践を積みながらライティングを学び、もっとスキルを身につけたいという気持ちが芽生えてきました。

自分にとっては、ブログを先に始めたことでWEBライターへの入口が開いたような感覚です。

チョコレートでコーティングされたビスケットが積み上げられ、上からシロップがかけられているデザートの画像。

WEBライターのはじまり

まずはクラウドワークスの単価が低い仕事をいくつか申し込み、採用してくれた方の案件をこなし始めました。

なかにはブログ運営をされている方のライティング案件もあり、自身のブログ運営の勉強のために受けてみることにしました。

個人でブログ運営をされている方の案件は、1記事3000文字程度で300円〜500円と単価がとっても低いものが多いです。

その代わりにフィードバックを通じて色々と教われるというのが特徴でしょうか。収入を得るためと考えると難しいですが、勉強のためと思うと少しでも報酬をいただきながら学べるためよかったなと思っています。

これが私のWEBライターとしての始まりです。

WEBライターをはじめてから

ただ、この頃の私はまだまだ体の痛みが強く仕事が出来る時間も少なかったため、WEBライターとしての上達スピードは一般の方に比べて遅かったのではないかと思います。

休みながらの作業だったので収入も少なく、気持ちだけが前のめりの状態でした。

それでも、個人ブログ以外の案件で初めてテストライティング(ライターとしての実力が求める基準に達しているかチェックするための採用前のテスト)を提出できたときには喜びで溢れました。

家族には本当にたくさん迷惑をかけたと思います。それでも、本当に少しづつですが前に進んでいった自分と、ときに応援、ときに喝を入れてくれた家族には感謝しています。

このように、私はWEBライターになってからも収入をすぐに安定させることはできませんでしたが、本当にゆっくりと前に進んできました。

現在もまだまだ日々学びつつですが、毎日記事を執筆し、専業WEBライターと言えるぐらいにはなったと思っています。

WEBライターをはじめた当初に比べるとライティングスキルも身についてきたと実感しています。

リウマチを患っていると作業時間が取りづらく、WEBライターとしての成長はとってもゆっくりかもしれません。ですが、諦めずに進んでいくと、やっぱり確実に前に進むんだと実感しています。

やりがいも感じられ、リウマチを患ってからマイナス思考になっていた自分にもよい方に作用していると感じています。

一番にあるのは、外に働きに出るわけではないので疲れたら横になって休めるのはやはりありがたいです。

3つの丸い皿にカラフルなキャンディが並べられている画像。色とりどりのスイーツが特徴的。

リウマチを患っている方すべての方に「WEBライターをやった方がいいよ」というつもりはもちろんありませんが、「何もできない」と諦めなくて大丈夫だよと伝えたいです。

今現在、全然動けない方は、とにかく休んでください。私自身、現在はWEBライターとしてパソコンに向かっていますが、座ることさえしんどい時期もありました。

動くのが辛いときは、とにかくまずは体を休めてあげてください。その状態が一生続くわけではないので、休む必要があるときはしっかりと休んでください。

次回は、リウマチの私がライターとして活動しながら気をつけていることなどをお伝えしたいと思います。

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ABOUT ME
40代の2児の母。2021年にリウマチを発症し、生活が激変したことで色々なことを学び中。 子育ての傍ら、ライター、ブロガーとして活動している。好きなことは文章を読む、文章をまとめる、綺麗な画像を見る、美味しいものを食べる、旅行。