ADHDの僕がお金をかけて良かったと思えるもの

ミニマリスト風のデスクに設置されたデスクトップコンピュータと周辺小物。

物価の上昇や賃金カットなどの影響から、「毎日節約しながら生活をしている」という方も多いのではないでしょうか。僕も日々慎ましい生活を送るようにしていますが、「これにはお金をかけねば…!」と思うものがいくつかあり、手痛い出費だとわかりつつも投資をし続けています。今回は、日々の生活を豊かにする「物・サービス」について解説しますので、気になる方は参考にしてみてください。

お金をかけている「物」

僕はADHDの診断を受けている一方、自分の興味が幅が狭い「ASD」の要素も持っている「ADHD・ASD混合型」のタイプと自覚しています。そのため、自分にとって興味のないもの(高価な鞄や時計など)を買うようなことはほぼありません。そのような僕がお金をかけているのは主に以下の2つで、場合によっては手痛い出費となることも多くあります。

【お金をかけている「物」】

・仕事道具

・自炊のための食材

仕事道具

お金の使い道は人それぞれですが、僕はまず自分の仕事道具にお金をかけることが多くあります。PCは会社から支給されているため問題ありませんが、そのほかのガジェットはすべて自分で購入して揃える必要があります。日々の作業を楽にするために、主に以下3つのものを自費で用意するほか、使用状況に応じて買い換えるようにしています。

【特にお金をかけているもの】

・外付けキーボード

・外部モニター

・マウス

キーボード・マウスは、種類によっては2,000~3,000円で購入できます。また、モニターも小さいものなら10,000~15,000円と比較的安価で買いそろえられます。ただ、安価なものと高価なものを比較した場合、「使い勝手」「操作性」「疲労度」などの面で軍配が上がるのはやはり後者の方です。

僕も安価なものを使っていた時期が長くあります。しかし使っている最中、「これじゃないんだよ…」と思うことが多く、結局相応の値段がついているものに買い替えたという経験をこれまでたくさんしてきました。「安物買いの銭失い」とはまさに僕のことを指します。

自炊のための食材

僕は過集中や擬態化(自分の弱点を目立たないように注意し、定型発達者のように振る舞うこと)によって、ひどい疲労やストレスに悩まされることが少なくありません。そのため日々の健康管理には人一倍力を入れており、基本毎日自炊をして栄養バランスを整えています。

キャベツやもやし、りんごなど比較的安価で栄養がある食材をチョイスしていますが、昨今の価格高騰の影響により、節約になるどころか逆に高くつくことが少なくありません。そのため野菜・果物の場合、「お金をかけているもの」ではなく「お金がかかってしまうもの」といえるのかもしれません。仕事から帰る途中、「今日は疲れたし夕飯は外食にしよう」と思うことも多いですが、ぐっと堪えて自宅に帰り、あまり広くはないキッチンで調理するようにしています。

調理中のキッチンで、刻まれたハーブと調理器具が並んでいる様子。

お金をかけている「サービス」

個人的にお金をかけているサービスは、主に以下の2つです。

【お金をかけている「サービス」】

・移動手段

・サブスク

移動手段

僕は年に1〜2回一人旅に出たり、地方にある実家に帰省したりしていますが、そのとき「何に乗るか」について悩むことが多くあります。夜行バス・鉄道・飛行機などさまざまな移動手段があり、値段だけで選ぶのなら「夜行バス」一択ですが、僕は基本「新幹線」を使うようにしています。

【新幹線を使う理由】

・シンプルに早い

・飛行機よりも安い

・移動中でもPC作業ができる

僕は昔夜行バスに乗って帰省した際、「周りの人のいびきがひどく一睡もできずに朝を迎えた」という非常に苦い経験を持っています。「たまたま運が悪かっただけ」と割り切りたかったのですが、以下の要素によって「そもそも夜行バスが合わない体質」だと思うようになったのです。

【夜行バスが持つ負の要素】

・揺れや振動による「バス酔い」

・周りの人の「寝息」(小さな音でも気になる)

・腰の痛み

もちろん、チケット代が比較的高い夜行バスであれば、上記のようなことで悩むことはないかもしれません。ただ、新幹線なら早いうえに乗り物酔いもほとんどありません。そして、移動中にPC作業ができるのもうれしいポイントのひとつといえるでしょう。

スマートフォンでモバイル決済を行う様子。

サブスク

動画や書籍など、自分が好きなコンテンツを一定期間定額で利用できる「サブスク」もお金をかけているサービスのひとつです。もう説明がいらないほど多くの人に認知されているサブスクですが、その種類は多岐に渡り、「何を利用するのか?」は個々人の趣味・嗜好に委ねられているという状況にあります。

【僕が利用している主なサブスク】

・Amazonプライム

・Voicyプレミアムリスナー

・生成AI

僕は映画やドラマ、アニメを見るのが好きなので、Amazonプライムの動画コンテンツをよく活用しています。本当はNetflixやFODにも加入したいのですが、すべて見るのは非常に難しいうえに、お財布事情も厳しくなるため自制しています。Voicyプレミアムリスナーは、配信者一人ひとりが提供している「お得な情報を聞ける権利」みたいなものです。プレミアム放送は有料(月額1,000円ほど)で配信されており、僕はとある配信者のプレミアムリスナーに加入しています。なお、通常放送ならいずれも無料で聞くことが可能です。

また、種類・グレードによって異なるものの、生成AIの多くは無料で使えることが多くあります。しかし、やはり有料の方が使い勝手が良いものがほとんどで、僕は「Midjourney」という画像生成AIサービスの月額有料プランに加入しています。すてきなイラストが短時間で作れるので、気になる方は一度使ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

無駄遣いをせず貯金するという心がけは非常に大切です。しかし、自分が好きなもの、ストレス解消になるサービスには、「なるべく多くのお金をかけたい!」と思うのが正直なところといえるでしょう。自分の中で予算を決め、その中でお金を使っていくことが「良いお金の使い方」のコツなのかもしれません。

アピールしたい職歴・スキルだけで応募できる!
ABOUT ME
事務→営業→コンビニ経営→記事制作→MRサポートなど多様な仕事を経験しています。 人見知りかつ内向的なADHD・ASD混合型で、多くの失敗を重ねてきました。 過去の経験や現在感じていること、昔の自分に伝えたい内容を中心に各媒体で発信中です。