線維筋痛症になってから、特定の食べ物を食べると身体の痛みが増すような気がしていました。
ふと気になったので調べてみると、検索候補にも「線維筋痛症 食べてはいけないもの」という項目が。
今回は、線維筋痛症の患者さんが、食べることを避けた方が良いとされる食べ物について調べてみました。
線維筋痛症の患者さんが食べるのを避けた方がよい食べ物について、調べてみようと思ったきっかけは、自分自身ある食べ物を摂取した時に体調が悪くなるように感じたことからでした。
あくまで私個人の感覚ではありますが、カフェインを摂った際やお酒を飲んだ際などです。
これらの飲料を摂取した際に、身体の痛みが増したように感じています。
そこで、線維筋痛症の患者さんが避けた方がよい食べ物について調べてみた結果、驚きの結果が隠されていました。
身近にある避けた方がよい食べ物
オーソモレキュラー医学会の記事によると、グルタミン酸ナトリウムなどの調味料やアスパルテームなどの人工甘味料といったものや、ゼラチンや酵母エキスなどの改変タンパク質などの食物性興奮毒が、線維筋痛症の痛みに作用する場合があるとされています。
これらの添加物はさまざまな食品に紛れているため、なかなかすべてを避けることは難しそうだな……と感じますね。
食品を購入する際は、食品の成分リストを確認する必要があり、外食などもできるだけ控える必要がありそうです。
また、混合調味料には添加物が多いのでできるだけ天然の調味料が推奨されるほか、遊離グルタミン酸が多く含まれた食品も避ける必要があります。
遊離グルタミン酸が含まれている食品は、
- 醤油
- 魚醤
- ウスターソース
- アミノ酸調味料
- チェダーチーズ
- パルメザンチーズ
などがあげられます。
そう考えると、普段の食生活を大幅に見直す必要がありそうですね。
参照元:オーソモレキュラー医学会(https://isom-japan.org/article/article_page?uid=94KIJ1582773131)
食品添加物以外に避けた方がよい食べ物は?
上記で紹介した食品添加物以外にも、避けた方がよい食べ物はいくつかあります。
まずは、砂糖です。
もともと胃腸が弱いので、砂糖が含まれた食品をたくさん摂取するとお腹を壊すため避けていましたが、実は避けた方がよい食べ物だったとは思いませんでした……。
砂糖と言ってもケーキやクッキー・パンだけではなく、冷凍ピザやケチャップ・缶詰などにも砂糖が含まれている場合があるため、こちらも成分リストをチェックする必要がありそうですね。
次にアルコールです。
こちらは自覚症状があったため、やっぱりそうか、という感じです。
そもそも、鎮痛薬や抗炎症薬を服用している場合は、アルコールの摂取は非推奨とされていることから、あまり飲まないに越したことはないと言えるでしょう。
こちらも砂糖が含まれている他、高レベルのカロリーが含まれているため、摂取は避けた方が良さそうです。
そして、炭水化物を多く含む食品も避けるべきとされています。
炭水化物は血糖値を急上昇させるため、炎症反応や痛みに作用する場合やインスリン受容体が損傷することにより、血糖値のコントロールが困難になる場合もあります。
そのため、白米やパン、クッキーやピザなどの炭水化物もできるだけ避けた方が良いでしょう。
最後に、揚げ物も避けた方がよい食品の一つです。
フライドポテトや唐揚げなどの揚げ物は、油であげることによって炎症特性が発生することから、線維筋痛症の症状を悪化させる可能性があるとされています。
また、ドーナツやビスケットなどの加工食品にも注意する必要があります。
参照元:VONDT NET(https://www.vondt.net/ja/fibromyalgi-hva-er-riktig-kosthold-diett/)
すべてを排除することは難しそう……
ここまで線維筋痛症の患者さんが避けた方がよい食べ物について調べてみましたが、どれも自分がよく摂取しているものや、身近な食品ばかりで驚きました。
中には主食として食べているものや好物もあることから、すべてを排除することはなかなか難しそうです……。
ですが、線維筋痛症の患者さんには、野菜や果物などの食べ物が基本的にはよいとされているため、野菜中心の生活を意識してみるだけでも違う気がしますね。
また、赤身の肉・卵・豆類といったタンパク質やサーモン・クルミ・ほうれん草などのオメガ3が含まれる食品もよいとされているので、これらも意識的に摂取すると良いでしょう。
今回調べてみて、避けるべき食品がわかったため、できるだけそれらの食品を避けて食べるものを選ぶようにしてみようと思いました。
みなさんも、自分の負担にならない程度に食品を選び、そしてよいとされる食べ物を意識的に食べるようにしてみてはいかがでしょうか?
この記事が、線維筋痛症に苦しむどなたかの症状を和らげるヒントとなれば幸いです。