アルバイトで入社!1年で正社員登用していただきました◎

こんにちは。あかいあおいです!

私ごとですが、4月から正社員として登用していただくことになりました。現職に入社したのは昨年の6月なので、入社して10ヶ月で正社員登用していただいた状況です。

1年足らずというと意外と早く聞こえるかもしれませんが、私は元々正社員採用の企業さんしか受けておらず、アルバイトでのスタートは当初全く考えておりませんでした。そのためこの1年は本当に長かったです…。

今回はなぜアルバイト採用を選んだのか、どんな風に過ごして正社員登用していただいたのかについてざっくり書かせてください!

転職時代は正社員の面接ばかり受けてきた

冒頭にも書いた通り、そもそも私は正社員として採用いただける会社のみ探しており、転職当初アルバイト採用の面接は全く受けておりませんでした。正社員を希望していた理由はさまざまありますが、やっぱり1番ネックだったのは収入面。

これまで一般枠の正社員として働いてきたので、そもそも障がい者雇用(一般的に給与が低い)のアルバイト(さらに給与が低い)となると、一人暮らしをしていく分の稼ぎを満足に作れないと感じていたからです。

ただ正社員採用の求人ではなかなか内定をもらえず、そんな時に障がい者転職に特化した転職サイトに登録したところ、エージェントさんにご提案いただいたのが現在勤めている会社でした。

求人票には「アルバイト採用・正社員登用あり」と書かれていたので、正直希望とは違うなと思ったのですが、なかなか内定がもらえていない状況だったので、とりあえず面接だけでも行ってみようと思い参加しました。

すると障がいの有無を問わず、”それぞれの個性を尊重し合い、互いに補いあって組織を作ること”を理念とする素晴らしい会社で、話を聞くうちにみるみる入社意欲が湧いてきたんです。

ただやっぱり気になったのが雇用形態。いくらやりがいを感じでも、生きていけるだけの稼ぎがなければ仕方ありません。面接のなかで正社員登用のタイミングについて伺ったのですが、「期間ではなく能力を見て判断する」というのがその時のお返事でした…。

その後も雇用形態を問わず、さまざまな会社の面接に行き、なかにはいくつか内定をいただけたところもあったのですが、業務内容や会社の雰囲気、在籍しているメンバーなどを考慮して考えた結果、収入に不安はあったものの、現在の会社にアルバイトとして入社することに決めました。

“なぜ正社員になりたいのか”を繰り返し聞かれた

入社して最初の1ヶ月は1日6時間×週4日の勤務でした。勤務時間は10:00〜17:00。私はなかなか眠れない体質なので、10:00出勤で良い点も会社を選ぶ際に重要視したポイントです。

1ヶ月間遅刻・欠席がなかったことを評価していただき、入社2ヶ月目頃からは、1日8時間×週5日(勤務時間は10:00〜19:00)のいわゆるフルタイム勤務になりました。

入社1ヶ月でフルタイムの働き方に変わったので、自分では順調に進んでいる安心感があったのですが、そう簡単には進みません・・・

入社して2ヶ月目からは月1回振り返りの面談を行うことになります。

この面談は業務のクオリティや今後のキャリアについて話し合うのが目的だったのですが、私が入社当初から正社員を強く志望していたこともあり、面談では絶えず”なぜ正社員になりたいのか”という問いを突きつけられてきました。

当時から私なりに正社員になりたい理由は持っていたのですが、なかなか先輩達には納得してもらえず、そこから数ヶ月が経過します。

アウトプット力の改善

入社して4ヶ月目くらいの話です。上司から「話しが分かりにくい」というご指摘を受けました。

結論から話すと、このご指摘のおかげで自身の口語のコミュニケーションスキルが想像以上に低いことがわかりました。それまでも”なんとなく話すのが苦手”な印象はあったのですが、それほど直球に突っ込まれたことがなく、そこまで大事に至ったこともなかったので、正直あまり重く捉えてきませんでした。

ですが「アウトプット力を上げることも正社員に近づく一歩かもしれない」と思い、色々とチャレンジしてみることにしたんです。例えば、これまでの職場は一般枠だったので、”普通と違うと思われたくない””コミュニケーション能力が低いと思われたくない”という不安もあったのですが、どうせ分かりにくいと思われてるのなら、”下手くそなりに努力してみよう”と思い、自己分析とチャレンジを繰り返してきました。

時にはかなり会話に詰まってしまうシーンもありましたが、詰まりながらでも良いから正攻法に近いルートで会話ができるように善処することで、自分でも大分スマートなコミュニケーションに近づけた実感があります。

また私の場合は口語が分かりにくい代わりに、文語であれば比較的コミュニケーションを取ることができます。そのためテーマが事前に決まっているミーティングなどでは、事前に話す内容を資料にしてまとめ、それを読んでいただくという対策も取ってきました。

どちらも非常に効果があり、自身の欠点を積極的に改善しようとする点と、実際にコミュニケーションが円滑にとれるようになっている点を高く評価いただきました。

文字にして纏めたら伝わった!

そして1番お伝えしたいのは、正社員になりたい理由を文字で纏めたところ、上司にも想いが伝わったことです!

入社して6ヶ月目くらいのキャリア面談の際、正社員になりたい理由を事前にまとめて臨むことにしました。すると二つ返事で頷いてはいただけなかったものの、かなり納得していただき、前向きなコメントを頂戴しました。

その時のフィードバックを受けて、再度まとめ直して次の面談に望み、その面談でのフィードバックを受けて再度まとめ直して次の面談に…を繰り返していると、徐々に上司にも納得いただけるようになっていったんです。

そして今年の3月に正社員登用のお話をいただき、晴れて4月から正社員として勤務できることになりました!

今回の記事でお伝えしたかったのは2点。

1つ目はアルバイト採用にも夢がある話と、2つ目はアウトプット力を鍛えることで、今まで伝わらなかったことが上手く伝わるかもしれないことです。

私の場合はパラちゃんねるカフェ様で記事を書かせていただいたことも、自己分析を深めるキッカケになった気がします。例えば原稿を書く時、どうやったら自分の状況を読者に分かりやすく伝えられるかを考えていると、自分の言動を客観的に見れて、「もしかしたら自分ってここが弱いのかも…?」とか「こういう想いに気付けてなかった自分がいたんじゃないか…?」とか色々な発見がありました。

そのため書く場所を与えいただいたパラちゃんねるカフェ様にも、読んでくださった皆様にも大変感謝しております。

厳密に言うと入社時より任される業務が増えたり、ミスの量を減らしたり、そういった努力もあっての正社員登用だとは思いますが、私的に1番変えられた実感があるのは、今回お話ししたコミュニケーション力の向上でした!

なのでまずはそれを記事にしたいと思い、書かせていただいた次第です。

今回も読んでいただき、ありがとうございました!

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ABOUT ME
1995年生まれ。発達障がい・学習障がい・社会不安障がい・うつ・睡眠障がい持ち。出版社とか編集プロダクションとかでライターをやってました。前職在職中に障がいが発覚。大人になってから障がいがわかった系です。現在はオープン就労。趣味は詩を書くこと。夜な夜な生きづらさや葛藤を綴ってます。