毎年3月から5月にかけては体調不良の方が多いと聞く。今の時期は障害の有無に関わらず憂鬱な気分で過ごされている方も多いのではないだろうか。今回は、私が調子の悪いときにしていることを3つご紹介しようと思う。
「なにもかもが嫌だ!」それは春だからかもしれない
毎年3月から5月にかけては体調不良の方が多いと聞く。今の時期は障害の有無に関わらず憂鬱な気分で過ごされている方も多いのではないだろうか。
私自身も毎年春先や秋口など季節の変わり目に体調が悪くなるため、3月現在の今も体調があまり良くない。
私も調子が悪いときほど何をして何をしないでおくべきか非常に悩む。今回はHSPで、うつの症状のある私が「調子の悪いときにしていること」を3つご紹介しようと思う。
1.体調不良になりそうな時期は前もってリマインドしておく
私が体調不良の時期に1番の懸念材料になるのは仕事のことだ。調子が悪い時は仕事が思うように進まなくなるし、「遅れをカバーしなければ」と焦るとより一層体調が悪くなってしまう。負の連鎖が起きるのだ。
こういった事態を避けるためにも、私は前もって職場の上司に自分の体調が悪くなりそうな時期について伝えておくようにしている。
たとえば、「○月は例年体調が悪くなるので作業スピードが落ちるかもしれません」「もし、そうなった場合は期日のご相談をさせていただきます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします」と、上長に伝えている。
私の職種は期日がある仕事なので、体調不良といえ周囲に迷惑をかけてしまうことに変わりはないけれど、予めわかっていれば仕事を調整しやすくなるだろうし、私の心理的負担も変わってくる。
人によって配慮事項は「早退させてもらいたい」や「少し休憩を取らせてもらいたい」などさまざまだと思う。
自分の要求を伝えることをためらう人もいるかもしれないが、「体調が悪くなるかもしれない」という理由だけでは会社側もどう配慮していいか困ると思う。ある程度はこちらの要望を伝えた方がいいのかもしれない。
私の場合は伝えたことでストレスが減っただけではなく、「理解してもらえている」という安心感につながった。
2.笑える環境を用意する
私は体調が悪いと塞ぎ込みがちになるので、元気を出すために面白い動画を見ることが多い。おもいっきり笑ったあとは頭がスッキリして前向きな気持ちになれるからだ。
動画でなくても自分の「面白い」と感じるものならテレビ、映画、本、漫画などなんでもいいと思う。みなさんも自分のお気に入りを見つけてほしい。
ただし、動画や漫画などにのめり込んで夜更かしをしないように気をつけよう。睡眠不足は体調不良に追い打ちをかけるからだ。
また、どうしても笑う気分になれないときは形だけでも笑うのがいいそうだ。表情筋の動きだけでも脳は「楽しい」と錯覚するというおもしろい研究結果も存在するので、ぜひとも積極的に脳を騙してほしい。
3.安心できるSNS、「ilka」を使う
ilkaは誰とも繋がらないSNSで、誰がいつ投稿したのか全くわからない。誰かの投稿を追うこともできなければお気に入りに保存することもできないし、リプライも拡散もできない。流れてきた投稿にただ「共感」ボタンを押すだけのアプリだ。
自分の投稿も全く同じなので他のSNSで言いにくいことも言いやすかったりする。つまり、誰かに攻撃されることなく承認欲求だけ得られるとっても素晴らしいアプリなのだ!
もちろん、公序良俗に反することや実名で誰かを批判すること、犯罪を仄めかすことなどは言ってはいけないが、基本的なネチケットを守れば安心して使える。誰かに吐き出したいけれど吐き出せない感情を投稿する際に、すごくおすすめのアプリなのでぜひ使ってみてほしい。
少しだけ楽観的に考えよう
冒頭でも述べたが、3月から5月にかけては多くの方が体調を崩しやすい時期だ。加えてコロナ禍も長引いており、数年前よりも憂鬱な人は増えているだろう。
私は体調不良になると自己肯定感も一緒に下がってしまうが、もしかするとそういう人は意外と多いのかもしれない。
難しいけれども、みなさんも必要以上に悲観的になったり自分を責めたりしないようにしよう。「みんなしんどいから我慢しなきゃ」ではなく「みんなもしんどい時期だから気にしすぎなくてもいいのかな」、という楽観的な思考でこの時期を乗り越えていこう。