ADHDの貯金ってどうやるの?オススメの管理方法解説!

「ADHDの貯金ってどうやるの?オススメの管理方法解説!」というテキストが書かれた紫色の背景。ADHD、ASD、LDの円グラフと、うさぎのキャラクター2匹が貯金箱を使っているイラスト。

浪費グセや衝動買いが多い特性を持つ人にとって、貯金やお財布の管理はとっても難しいですよね。前回の記事では、ADHDの浪費グセについて解説しましたが今回は金銭管理について紹介していきます。ADHDにとって、金銭管理はハードルが高く感じやすいですが、特性を持つ人でも管理しやすい方法を紹介していきますので、前回の記事と合わせてご覧いただけるとうれしいです!

「お金がない!」特性に合わせた金銭管理とは

前回の記事でもお話ししましたが、ADHDと金銭管理にまつわる特性は人それぞれです。

そんな中でも多いのが「浪費グセ」ではないでしょうか。

当事者である私、ぴーちゃんもこの特性で長年悩まされてきました。

様々な方法を試してきましたが、なかなか手強い特性なので当事者自身のみで解決することは非常に難しいです。

特性が強いと、残高がなくなってから初めて「お金がない!」と気づくケースなどもあります。

「特性が強いと...」「あるだけのお金を使ってしまう」「ほしいと思ったら買わないと気が済まない」というテキストが書かれた紫色の背景。うさぎのキャラクターが買い物袋やお金に悩む様子のイラスト。下部には金銭管理に苦手意識のある人へのポイントが書かれている。

おすすめの管理方法

そこで活用してほしいのが「定期預金」です!

定期預金を利用すれば、自動的に貯金されていく上に、決まった期限まで引き出すことができないので、うっかり使ってしまった!ということもありません。

最近は、数週間〜数年単位まで目的に合わせて幅広く預入期間を決められる口座も多いので、目的に応じて設定してみましょう。

ただし、毎月の貯金額設定は気をつけましょう。

無理してたくさん設定してしまうと、毎月の生活が必要以上に苦しくなってしまいます。

毎月、収入の30%以下程度に設定しておくと無理なく貯金しやすくなります。

1ヶ月間、しっかり無駄なく管理したい!という方は、あらかじめ1ヶ月分の使い道をしっかり決めておくことがオススメです。

「オススメの管理方法」「定期預金をしてみる」「1ヶ月分の使い道を決める」というテキストが書かれた紫色の背景。うさぎのキャラクターが銀行や予算表と一緒に描かれている。下部には定期預金と使い道を決めることのポイントが書かれている。

ぴーちゃんの場合は1日に使える金額まで設定してやりくりしていました。

その結果、外出や外食の数が減って無駄使いをしなくなっただけでなく、さらにはスケジュールも余裕が出るなど他にもメリットがありました。

デメリットは、毎月計算して設定するハードルの高さで継続しづらいことです。

「今月はストイックに節約したい!」というときにオススメかもしれません。

以上、ADHDのオススメ金銭管理方法でした。

特性の度合いや困り度は人によって様々です。

もし誰かと暮らしている場合は同居している方と一緒に管理してもらうのもいいかもしれません。

自分にあった管理方法を見つけてみてください!

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ABOUT ME
1997年生まれ。Webメディア・パレットーク所属のイラストレーター。主にTwitterでADHDや発達障害について4枚の漫画やイラストでわかりやすく紹介しています。ADHDとうつでサバイブしてきた自叙伝 『ぴーちゃんは人間じゃない?』 書籍発売中■書籍の購入はこちら ■パレットークのご紹介